Painting guide塗装ガイド

塗装ガイド
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01お家の劣化と診断
02化粧と塗料の関係
03期待耐用年数
04シックハウス症候群

01お家の劣化と診断

お家の外壁は、最初は美しい艶があり綺麗な状態の塗膜ですが、天候や自然などの影響でどうしても経年劣化は否めません。
塗替えの検討にちょうどよいタイミングかどうか診断してみましょう。

美しい艶がある 美しい艶がある
色・艶の褪せ 色・艶の褪せ
チョーキング発生 チョーキング発生 チョーキングとは、塗装の色が落ちて、壁に触れるとチョークのような白い粉がつく状態をいいます。
塗装が劣化して、外壁保護することが困難になっている状態です。
ひび割れ・亀裂 ひび割れ・亀裂 表面にひび割れができると、そこから雨水がしみ込んで内部が腐食します。
カビやダニの発生原因の一つにもなります。モルタルの割れ目から中の木部まで雨水が浸透すると住宅そのものの耐久性に大きく影響を与えます。
ふくれ・剥がれ ふくれ・剥がれ 表面がふくれたりしていると、やがて塗膜が剥がれ、そこから雨水が浸透し剥がれの箇所を拡大させることがあります。剝がれた箇所から内部に雨水が浸透する恐れがあります。

02化粧と塗料の関係

化粧と塗料には、意外にも共通する関係性があります。
顔に丁寧に化粧を施していくように、お家の外壁にも丁寧に塗装をかけていきます。

化粧

化粧部分 化粧工程 用途
洗顔 顔の汚れを洗い流す
化粧水 水分補給
美容液 栄養補給(乳液より高濃度)
乳液 水分を逃がさないようにする
下地クリーム 凹凸隠し・ファンデーションののりをよくする
コンシーラー あざ・くまを消す
ファンデーション 最終仕上げ・UVカット機能
ほっぺ チーク 血色をよくする
まつ毛 マスカラ 目を大きくする
アイライン 目を大きく、セクシーにみせる
口紅 健康的にみせる
まぶた 二重まぶたテープ 二重になるようにみせる
アイシャドウ 立体感をだす、印象を強くする

塗料

塗装部分 塗装工程 用途
洗浄 高圧洗浄 壁の汚れを落とす
下塗 シーラー 下地の吸い込みをとめる
下地と中塗・上塗との付着力をあげる
中塗 フィラー 下地のひび割れを追従させて隠す
上塗 トップコート 美しいつやをだす・最終仕上
屋根 上塗 トップコート 雨や雪から屋根を守る
木部 上塗 トップコート 雨や雪から木を守る
鉄部 上塗 トップコート 錆がでないように鉄を守る
防水 上塗 トップコート 水の侵入から守る
基礎 上塗 トップコート ひび割れや水の侵入から守る
サッシ 上塗 トップコート 紫外線からサッシを守る

03期待耐用年数

期待耐用年数とは、素材、旧塗膜に致命的な影響を与えない状態の維持を期待できる期間をいいます。あくまで塗替え時期の目安であり、塗膜の耐久性を保証する年数ではありません。
塗替えの目安は、美観維持が出来ておらず、塗膜表層の劣化が始まってくる期間になります。

期待耐用年数 グラフ 期待耐用年数 グラフ

注意事項

各年数は地域性、立地条件、色彩等により差異が生じる可能性があります。
また、素材により異なりますが、屋根等の条件的に厳しい部位での塗替目安年数は一般(壁面)の約1/2~2/3の年数になります。

04シックハウス症候群

気にかけていますか?
シックハウス症候群のことを!

気分が悪い、だるい、咳き込む、のどが痛い、頭痛がする、鼻水が止まらない、目がチカチカする

…実はそれ、シックハウス症候群の可能性があります。

建材(床・壁天井など)のホルムアルデヒド

シックハウス症候群とは、住居内での室内空気汚染に由来するさまざまな健康障害の総称です。
住宅の高気密・高断熱化が進み新建材と呼ばれる化学物質を含有した建材を多く用いたことにより室内空気が化学物質などに汚染され、人の健康に悪影響を与えてしまうようになりました。
世界的に室内環境問題がクローズアップされる今日、低臭気、低VOC(揮発性有機化合物)塗料が注目されています。JIS規格でホルムアルデヒドの放散量が最も低いと認定されているF☆☆☆☆等級の塗料や環境配慮型製品の塗料をお勧め致します。

※原因、症状は多種多様で、ひとつの原因やひとつの症状、ある一面からの定義だけでは正しく理解することができません。発症メカニズムなどまだまだ未解明な部分も多くあります。

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